最後の東京国際女子マラソン、渋井、加納、尾崎らが出場

第30回をもって歴史を閉じる東京国際女子マラソンの招待選手が10月28日に発表されました。国内からは渋井陽子、加納由理、尾崎好美選手ら5名が招待選手として出場します。 海外からはスベトラーナ・ザハロワ、サリナ・コスゲイ、デラルツ・ツル、エルフィネッシュ・アレム、マーラ・ヤマウチら7名のランナーが招待されました。

朝日新聞から引用します。


来夏のベルリン世界選手権の代表選考会を兼ねて11月16日に開かれる第30回東京国際女子マラソン記念大会(朝日新聞社など主催)の招待選手が発表された。北京五輪1万メートル代表の渋井陽子(三井住友海上)は2年連続の出場。今春の名古屋で3位の加納由理(セカンドウィンドAC)は初の世界選手権代表を狙う。2人を軸に昨年2位のサリナ・コスゲイ(ケニア)らが絡む展開になりそうだ。

国内招待は5人。渋井はこれが10回目のマラソンだ。昨年は北京五輪代表を目指して出場したが、2時間34分台で7位と惨敗した。それ以来のマラソンとなる。中国・昆明での合宿を終えて29日に帰国する予定だ。

加納も北京五輪代表を狙ったが、今年1月の大阪は途中棄権、3月の名古屋での再挑戦も一歩及ばなかった。それだけに「世界選手権出場にかける思いはますます強くなった」とコメントしている。

尾崎好美(第一生命)は初マラソンだった今年の名古屋で2位に食い込み、加納に勝っている。優勝争いに加わる可能性は十分だ。

海外からは7人で、コスゲイのほかデラルツ・ツル(エチオピア)、エルフィネッシュ・アレム(同)といった過去の優勝者が顔を見せる。北京五輪で6位に入賞し、日本で練習を積むマーラ・ヤマウチ(英)も出場する。

昨年に続いて今年もペースメーカーをつけないで行われる。今回で30年の歴史に幕を閉じ、来年は横浜に舞台を移して新たな女子のレースとして再スタートする。

(朝日新聞 2008年10月26日)

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