第7回「川の道」フットレースで酒気帯び運転による事故でランナー死亡

スポーツエイドジャパン主催の第7回日本横断「川の道」フットレースに千葉県から参加していた瀬田晃さん(49)が5月1日午前2時10分ごろ、埼玉県寄居町末野の国道140号線を走行中に、後ろから来た乗用車にはねられ、病院に運ばれましたが2時間後に死亡しました。

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MSN産経ニュースによると、寄居署は自動車運転過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、乗用車を運転していた横瀬町横瀬、会社員、前原友幸容疑者(33)を逮捕しました。前原容疑者の呼気からは1リットル当たり0.15ミリグラムのアルコールが検出されています。

レースに参加していたランナーによると瀬田さんは後方から識別できるように、点滅灯や反射板を充分装備していたということです。

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レース中にこのような事故が発生し、大変残念です。このような超長距離のレースでは夜間走が避けられず、ランナーも反射板や点滅等で安全を図っているものの、飲酒運転の車では避けようがありません。

事故を受けてレースは中止となりました。

トランスエゾでも過去に同様の事故がありましたがレースは継続しています。コース設定やランナーの安全確保策を再点検した上で、レースが継続されることを期待します。

また、飲酒運転に対して社会全体が厳しい姿勢で臨んでいるにもかかわらず、相変わらず飲酒運転による事故が絶えないのは残念ですし、激しい憤りを感じざるを得ません。

最後になりましたが、今回の事故で亡くなられたランナーのご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご遺族にお悔やみ申し上げます。

(H23.05.12 一部記述を追加)

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